HOME > UV硬化とは > 高圧水銀ランプ式トップ

紫外線硬化(UV硬化)高圧水銀ランプ式

UV硬化装置(UVキュア)とは、塗料・接着剤・マーキングインキ・フォトレジスト等の樹脂を 秒速で硬化/乾燥させる技術です。熱乾燥や2液混合による重合反応では、樹脂の乾燥に数分~数時間を要するのが普通です。
この技術は約30年前、建材用合板のプリント乾燥に実用化され、以来特殊な分野で使われて来ましたが、近年UV硬化樹脂の性能が著しく進歩し、その種類も多くなってきました。この技術が省エネ・省スペース、環境の改善、ならびに低温処理に適していることから、その用途と市場が飛躍的に広がっています。
この技術を利用するには、紫外線に反応するUV樹脂と、紫外線光源及び搬送装置その他の必要機器を備えたUV硬化装置が必要です。
UVキュアリングの無限の可能性を求めて、お客様の要求にお応えします。

高圧水銀ランプ配光特性:ピーク波長365nm。不連続ですが他波長も出力しています

     

 ワークへの熱対策はコールドミラーやコールドフィルターにより温度上昇を回避します

ハンディキュア 高圧水銀ランプ式

小型ハンディ装置

ランプワット数は100W。
10万円台の格安でありながら性能は高く、ヒット商品です。
価格は業界標準のライトガイド式スポット光源の1/5~1/10 。
※ライトガイドの装着は出来ません。
ハンディ100はこちらへ(100Wタイプ)
ハンディ400はこちらへ(400Wタイプ)
ハンディ1Kwはこちらへ(1KWタイプ)


用途

この技術の用途は無限にちかく多く、全てを網羅することはとても出来ませんが、代表的な用途例を次に示します。新しい用途も次々と開拓されています。

接着

CD用ピックアップ・レンズの接着、光学レンズの接着、光ファイバーの接続、プリント基板への電子部品の仮止・固定、ネジの固定、ガラス工芸品の接着、コイル巻線の先端処理、電子部品の組立・封止、ヘッドランプの接着・シール、注射針の接着(金属+プラスチック)、時計の窓の接着(金属+ガラス)、電球口金の接着、スピーカーコーンの接着、液晶ディスプレー素子の封止、自動車窓ガラスの補修、アクセサリーの接着

塗装・コーティング

プラスチック製品のハードコード(窓板・レンズ・成型品)、絵皿(写真)のコート、金属板・缶のアンダーコート・トップコート(ビール・飲料缶)、木工芸品の塗装、印刷紙面のトップコート(化粧箱、レコードジャケット、表装)、電子部品の塗装、光ファイバーの表面コート、鋼管・鋼板の防錆塗装、コイル含浸ワニス、真空蒸着用アンダーコート・トップコート、ルアー・釣竿の表面塗装、プリント基板の保護コート、装飾織物の表面コート(帯地の金箔・貝殻・光物)、短時間施工(床塗装、ホテル、駅舎・店舗・パブリックスペースの各種塗装)、酸素の固定(バイオリアクター)

印刷

電子部品のマーキング、プラスチックフィルム・カードの印刷、カートン印刷、金属・銘板印刷、シール・ラベル印刷、ビジネスフォーム印刷

その他

フォトレジスト、樹脂凸版の製版(新聞刷版)、FRPの補修、パテ、自動車部品・建材・各種芯材の成型(不飽和ポリエステル)


お問合せ下さい。