オゾン マイクロバブル 液薄膜式オゾン水 液薄膜式DO値(溶存酸素)向上
オゾンマイクロバブル & マイクロバブル
COD処理:オゾン、オゾンマイクロバブル単独では厳しい
【排水処理】
水の汚れの指標でCODがあります。COD処理とは酸素【O】とのやり取りです。次亜塩素酸ソーダの場合、次亜塩素酸ソーダの分子量74.5gの内、有効酸素の原子量は16gです。よってCODを1mg低減する為に必要な次亜塩素酸ソーダ量は74.5÷16=4.7mgが必要となります。
オゾンの場合 オゾンの分子量48gの内、有効酸素の原子量は16gです。よってCODを1mg低減する為に必要なオゾン量は。48÷16=3mgが必要となります。
【例】排水1000L中のCODを50mg/L低減させる場合に、必要な酸化剤量は?
・次亜塩素酸ソーダの場合
50×4.7×1000÷1000=235g/Lの純分が必要となります。
・オゾンの場合
50×3×1000÷1000=150g/Hのオゾン発生量が最低必要となります。このオゾン発生量があるオゾナイザーでは、コストが見合いません。
オゾンマイクロバブルを利用した人参殺菌洗浄
10~14L/min処理 オゾン濃度:約0.5~3.0 ppm
運転方式:制御盤ON,OFFによる運転
原料空気処理には酸素PSAを使用。
下写真のように、上記スペックで500mm×300mmのコンパクトな機器となっています。
オゾナイザーも小型機です。
左写真は、マイクロバブル生成の事前テストです。
左下写真は、収穫された人参をオゾンマイクロバブル水の中で殺菌されている様子です。
右下写真は、オゾンマイクロバブルを生成するユニットです。(小型オゾナイザーは別です)
生成効率が良いので、余剰オゾン分解など不要です。
![オゾンマイクロバブルにて洗浄中](../images/mb_013.jpg)
![オゾン溶解実機](../images/genbajikki.gif)
マイクロバブル発生器に関してもはこちらへ
オゾンマイクロバブル発生用オゾナイザー
UVランプ式オゾナイザー
オゾンガス濃度約50~80ppm(空気原料につき)
例えばカット野菜の殺菌でオゾン水を利用される場合、オゾン水濃度を数ppmにするためにシステムが高額になります。水は表面張力があるのでオゾンマイクロバブルを利用して微細孔洗浄します。
1次洗浄などでご利用下さい。
本機はBT-50を利用してマイクロバブルが利用出来ます。BT-50のデルタ弁にチューブを取り付けオゾンを吸引させるだけです。
BT-50 1個10~15L/min程度
マイクロバブル発生器が複数個必要な場合も単品でご購入頂けます。
ヤフーショッピングでもご購入頂けます。
弊社への直接のご注文ではご入金後発送と着払いのみ。
DO値(溶存酸素量)が向上すれば、電気料金の削減につながります
現在、排水処理において活性汚泥法による排水処理において微生物が、有機物の分解、
酸素の供給(曝気)により繁殖・増殖が行われています。
ばっ気システムは大量のエネルギーを投入して酸素供給を行っていますが、投入されたエネルギーに対して十分な効果が得られていません。
一般的に溶存酸素量が低下した場合、ルーツブロワの大型化、増設などの手法により改善を試みられています。
活性汚泥で、問題となるDO値(溶存酸素量)をマイクロバブルでは、改善出来ません。
活性汚泥処理において、空気を送り込んでも酸素が消費されます。
以降、窒素で飽和した水に空気をいくら送り込んでも意味が無いのです。そこで、マイクロバブルならば、表面積が増加するので改善が可能と考えますが、表面積を増加させても同じ現象になります。気体が飽和した水に、力を加えない限り新たな気体は溶解出来ません。
液薄膜式:気泡からシャボン玉にすることにより、溶解効率が向上
気体を液体に溶解する時に、液体を液簿膜にすると拡散律速に
影響されず、効率よく気体を溶解可能でです。
特徴:液薄膜をシャボン玉状にし、狭い空間で効率よく生成させ、気体を省エネルギーで溶解させることが可能です。
方式は二種類あり、エアーポンプを用いた曝気型と流束を容器に突入させて作成させる流束突入型があります。
気泡から液泡(シャボン玉)にすることにより、液体を薄い膜にして気体を効率よく溶解する方法です。液体を薄膜にすることで、酸素の供給と不必要な気体を(窒素など)放散させることが可能となります。
従来手法に比べ、N2ガスが液薄膜内に放散されるので、N2ガスの過飽和水になりません。従って、溶存酸素量が飛躍的に向上します。
気泡が水中を上昇する時に、従来から言われている気泡と水とが①接触する面積の広さや、②接触する時間の長さは、気泡内の気体が水に溶解するための重要な要素ではありません。
マイクロバブルでDO値(溶存酸素量)を増加させようとご検討されますが、多大な動力を必要としますので、液薄膜式が断然有利となります。
左がAWA-200です。曝気槽へ複数台設置させ、下部より曝気させると被処理水をガス溶存比O2ガス:37%、N2ガス:58%、CO2ガス+Arガス:5%(重量比)空気飽和割合に、常に近づけることが可能となります。
要約すると、溶存している気体がシャボン玉になった液体から追い出され、曝気するガス溶存比へ常に近づけるということです。溶存ガスの置換作業が容易に可能。
AWA200のクリアランスが大きく、溶解している硬度分などによる詰まりの心配がほとんど有りません。
仮に10KWのルーツブロワが3台稼動の場合に、AWA200を導入すればルーツブロワが2台で溶存酸素量を向上することが可能であれば、ルーツブロワ1台は停止し予備として確保出来ます。
10kw×12円/KWH×24時間×365日=約1,050,000円の電力コストを削減および節電が可能となります。
- ブロワの増設をせずにDO値(溶存酸素量)を向上させることが可能です。
- 複数台のブロワをご使用の場合、台数を減少させる可能性があります。
- DO値(溶存酸素量)を確保し、節電効果が期待出来ます。
- DO値(溶存酸素量)を確保し、ISOのコスト削減を可能とします。
オゾン+マイクロバブルや、マイクロバブルなどの生成